こんにちは!ときおです!
卓球をするときに必ずボールを使います。そのボールにはメーカー名や星のマークなど、いろいろなデザインがありますよね。
実はそのデザインには意味があって、卓球ボールにも練習用や試合用など種類があるって知っていますか?
練習時や試合時にどの種類のボールを使えばよいのか分からないという悩みの声が聞こえてきそうです。
そこで今回は、卓球ボールの選び方を解説したいと思います。
他サイトにて「ピンポン玉」「ピンポン球」などの名称もありますが、同意です。このページでは卓球ボールと記載します。
この記事の内容
- 卓球ボールの種類を説明します
- 各用途に応じたおすすめの卓球ボールを紹介します
卓球で使用するボールの分類
まずはボールの分類です。大きく分けて、以下2つに分かれます。
硬式卓球用とラージボール用
卓球ボールの種類ですが、「硬式卓球用」と「ラージボール用」に分かれます。
- 硬式卓球用:オリンピックやTリーグなどで使用する一般的なもの
- ラージボール用:硬式卓球より大きいボールで、日本独自のラージボール卓球用のもの
ちなみに「硬式卓球用」を、いわゆる”卓球ボール”と呼んでいます。もう一方の「ラージボール用」は、そのまま”ラージボール”と呼んでいます。※本記事でも、この名称で書きます。
以下の章で、これらの詳細な説明をします。
卓球ボールとは
3種類の卓球ボールに分けられます。詳細は以下でご説明します。
卓球ボールの基準
種類の解説の前に、まずは卓球ボールの基準について確認しましょう。
各メーカーから卓球ボールが発売されていますので、もちろん基準が必要ですよね。日本卓球協会にて以下のように決められています(国際標準も同じです)。
- ボールの直径は40㎜の球体
- ボールの重量は2.7g
- ボールはプラスチック製とし、白色またはオレンジ色で無光沢のもの
国内メーカーから発売されているものはもちろんこれに準拠していますので皆さんが気にする必要はありませんが、知識として知っておきましょう。
種類①:公認球
まずは公認球です。別名、3スターボール(スリースターボール)とも言います。画像の通り、3つの星がデザインされています。
公式大会では卓球連盟が公認しているこちらのボールしか使用できない決まりになっています。
こちらのボールは厳しい条件が課されており、その製作にも費用がかかっているとのこと。そのため価格はどうしても高くなってしまいます。
ちなみに、高校生以上は白色のボールを使い中学生以下はオレンジ色のボールを使います。
種類②:練習球(2スター、1スター)
公認球の3スターボールの基準は高く、製造が難しいです。その3スターの基準を満たせないものが2スター、1スターです。こちらは練習用として使用しましょう。
ボールの性能について公認球には劣りますが、ほとんど性能差はないと思います。
種類③:練習球(星なしトレーニング用)
基本的には2スター、1スターと大きな差はありません。ただ、こちらが一番安価なボールになるので部活チームでの大量取得などの際に購入するのが良いでしょう。
各種類の使い分け
それぞれの種類の使い分けを、私なりにまとめました。
- 公認球:公式試合、他校との練習試合、公式試合への出場前の練習時など。部での所有がGOOD。
- 練習球(2スター、1スター):部活などでの練習時用。個人での所有。
- 練習球(星なしトレーニング用):部活などでの練習時用(特に多球練習)。部での所有。
公認球は説明したとおり高価なため、できれば部やチームで所有するのがGOODです。使うタイミングは試合時や試合前の練習になるためです。
練習球(2スター、1スター)は個人で所有し、通常の練習用に使用しましょう。練習メニューで、マシンなどを使って多球練習を行う場合は、練習球(星なしトレーニング用)で良いと考えます。
多球練習をやったことがある人はわかるかもしれないですが、踏んでしまって壊してしまいますよね。公認球だったら、怖いです。星なしトレーニング用なら気持ちは楽ですよね。笑
ラージボールとは
「卓球の普及発展型の生涯スポーツとしての魅力を広めたい」との思いから、日本卓球協会と卓球用品の総合メーカーNittakuが協力して開発したことで生まれたのが、このラージボール卓球です。
卓球ルールは硬式と一緒ですが、ボールの直径が大きいのが特徴です。
最近は全国各地で大会が開催されていますので、身近な種目になっているのも事実です。みなさんも試合情報など、いろいろ調べてみてください。
ニッタクのHPにて、ラージボール卓球のルールの詳細がありますので、こちらもご覧ください。
>> ラージボールってこんな卓球! | Nittaku(ニッタク) 日本卓球 | 卓球用品の総合メーカーNittaku(ニッタク) 日本卓球株式会社の公式ホームページ
ラージボールの基準
まずはラージボールの基準について確認しましょう。
- ボールの直径は44㎜の球体
- ボールの重量は2.2~2.4g
- ボールはプラスチック製とし、オレンジ色のみ
サイズや重量、カラー基準のすべてが硬式卓球とは異なりますので、注意が必要です。
種類と使い分け
種類と使い分けについては、基本的にはすべて硬式卓球と同じです。公式試合では公認球を使いましょう。
ちなみに硬式卓球用とのデザインの違いは、印字している数字です。ボール上に「44」とありますが、これはラージボールの直径を表しているものです。
部活チームなどで大量にボールを扱っている時、稀に卓球ボールとラージボールが混ざっていることがあるので、硬式卓球との違いは意識しておきましょう。
部活用などは多めのお徳用を
卓球ボール、ラージボールとも同じですが、練習では多くのボールを使います。多球練習などの場合、多くのボールが必要となります。
そのため卓球ショップで買うにもネットで買うにも、多くのボールが入っているお徳用を買うようにしましょう。練習などで壊れたりするので、たくさん予備があっても問題ありません。
下記で紹介するおすすめボールでは、練習球は10ダースなどの大容量で紹介しているものもあるので、そちらも参考にしてみてください。
ボールの素材にはご注意を
特に海外製に多いのですが、素材が純粋にプラスチックではないものがあります。例えば、ポリ塩化ビニルなどです。
メリットとしては安価で購入できる点で、近年の製造技術はすごいので、プラスチック以外の素材でも違和感は少ないかもしれません。ただし、公認球はあくまでも「プラスチック製」です。
私の個人的な意見ですが、ぜひ練習時もプラスチック製の卓球ボールを使用するようにしましょう。以下でおすすめするボールはすべてプラスチック製にしていますので、そこはご安心を!
おすすめの卓球ボール 7選
【公認球】バタフライ スリースターボールR40+
バタフライ製の公認球です。
【公認球】バタフライ スリースターボールA40+
バタフライ製の公認球です。上記のR40+よりも安価ですが、高品質なボールです。
【公認球】ニッタク プラ3スタープレミアム
ニッタク製の3スターボールです。
【練習球】ニッタク プラ2スター
ニッタク製の2スターボールです。個人所有で練習用にどうぞ。
【練習球】バタフライ トレーニングボール40+
バタフライ製のボールです。10ダースで大容量のお得パックです。
【練習球】ニッタク ジャパントップ トレーニング球
ニッタク製の練習用ボールです。大容量の10ダースです。
【練習球】VICTAS VP40+ トレーニングボール
VICTAS製の練習用ボールです。
おすすめのラージボール 2選
ラージボールはニッタクのみが主で扱っているので、種類は少ないです。そのため2選とさせていただきます。
【公認球】ニッタク ラージボール 3スター
ニッタク製の公認球です。
【練習球】ニッタク ラージボール トップクリーン
ニッタク製の練習用ボールです。
まとめ
卓球ボールの種類やおすすめ商品を解説しました。いかがだったでしょうか?
卓球ボールにはいろいろな種類があり迷いますが、自分の好きなメーカーを決めて、その中から練習用や試合用のボールを選ぶようにすれば大丈夫ですよ。
ただし、公式試合になると試合の主催者側で卓球ボールを準備してくれるのが殆どなので、気にしなくとも大丈夫です!
初心者が最初に準備すべきグッズ
卓球ボールが決まったのは良いですが、卓球をするための最低限のグッズはそろっていますか?どんなものが必要なのか別記事でまとめていますので、ぜひこちらもご覧ください。
その他卓球用品をご紹介
本ブログの別記事では、ラバーやラケットなど卓球用具に関する情報やおすすめ商品を記事にしています。以下からまとめて参照できるので、気になる記事もチェックしてみてください。